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メイクの日スマイルプロジェクト 福島メイクボランティア活動レポート。

3月17日に法人として救援物資輸送の許可が降り、

翌日の18日の福島への支援物資を届けに行った事を最初の一歩とし、

その後、何度か救援物資をお届けしていく中で被災者の皆様や、

役場、災害本部、現地のボランティアの方々とお話したり、連絡をしていく上で、

時間と共に変わっていく、必要とされている物資のニーズの変化も少しずつ分かり、

お化粧品が欲しい。とおっしゃる女性の方々の声もメールや電話で頂く様になりました。

そこで、日本スマイルメイク協会から、

日本記念日協会より5月9日(may+ク)メイクの日を正式に

記念日として認定して頂いて、今までは、福祉施設にて(老人ホームや障害者施設等)

毎年、メイクの日にスマイルメイクプロジェクトを開催しておりましたが、

「毎年行っているスマイルメイクの日のプロジェクトを今年は福島で是が非でも活動したいね!!」

ボランティア参加者のみんなも私も同じ気持ちで即決しました。

友人である、プロのメイクアップアーティストの三輪さん、プロヘアメイクのノリ君、

ヘアメイク・アートメイク等のプロのユッキー、

ツイッターで知り合ったカメラマンのアイカちゃん、

途中合流した支援活動を通じて友達になった、福島在住のボランティア活動を行っている緑川さん、

私がDJをしているbay FM Happy!電波Girl!!のスタッフ小平くん(ラドちゃん)、

お話が上手なサトコさんに、フットワーク軽いヨーくん、

トラック運転をいつも快く快諾してくれる、ヨッシー。

他にも現地で集合した現地で日々頑張っている、災害本部・役場・ボランティアの皆様や、

支援活動を通じて仲良くなった南相馬市の皆様、

そして、ビジュファクトリーのスタッフ&ファミリー

当日、大集合しました。

ボランティアの方々は初顔合わせの方も多かったので、出発する前に一人一人自己紹介をしました。

大森でみんなと集合して、南相馬市に向かいます。

 

まだまだ一方通行が多いことを、その日のルート作成者の方が知らなかった様でして、

下のルートを使ったら、小型バスで7時間近くかかりました。

(途中で、今までのルートに戻してからは スムーズに向かう事が出来ました。)

 

(黄色い小型バスと、普通車の2台でこの日は行きました。)

また、いわき市エリアに入ってから、

持参したガイガーカウンター(放射線量測定装置)を持って行くことで、

場所場所の放射線量を定期的にを測定しました。


この時点では、0.298μSv/h。

車内ということもあって、数値はこの時点では低かったですが

高速を二本松ICで降り車外で測った時には、

1.366μSv/h と、かなり高めでした。

5月の晴れた日、何もなければとても、とてものどかなで素敵な所・景色なのに、

道中、作物のない田畑や途中、陸に舟がのり上げていたり・・。

福島に入ってから道中の畑の作物は手入れがされていないためか枯れかけ、

青々と稲が植わっているはずの田んぼは水もない状態。

相馬市に入ったところでふと横を見ると、道のすぐそばに船がゴロゴロと転覆していました。

 

それを車内の窓から見ている全員、胸がとても痛んでいました。

13時過ぎに、多方面で協力してくださった南相馬市市民生活部防災安全課の斉藤さんと無事合流し、

早速、1つ目の避難所である原町第ニ中学校に向かいました。

<原町第ニ中学校へ>

 

(原町第ニ中学校の廊下にこういった、言葉の紙がいくつか貼ってありました。)

父が歌手なのですが、最初に、父の歌声で楽しんで戴きました。

 

当日、歌を聴いてくださった被災者の皆様のまさに青春時代の曲や、

童謡等、懐かしの曲達を、皆さんそれぞれの想いを表情に浮かべ一緒に口ずさんでいました。

お年寄りが多い避難所のため、

昭和時代の曲や童謡をメインに歌っていくと、思わず涙されている方もいらっしゃいました。

その後、その場の一体感が生まれていました。

「メイクの日で南相馬市に行くことになったよ。

斉藤さんから聞いたけど、当日行く避難所には、高齢者の方々が多いみたい。」

と、父に言った時に、

「じゃぁ、皆さんの時代の思い出の曲を歌いに僕も行くよ」

と、快く参加を申し出てくれた父に感謝!!

そして、

この日に、母もスマイルメイクに参加をして化学者として東日本大震災に向けて、

健康ハンドブックを作成・完成していて、そのハンドブックの説明と、

メイクをすると、脳も若返ることが証明されているのです。

という言葉に皆様の関心大!!!

母にも感謝!!

そして、スマイルメイクのスタート。

最初は、少々恥ずかしげだった皆様ですが、

被災後、2ヶ月一緒に避難所で生活をしている皆様は、とても絆が強くなっていて、

一人、二人と

「やろうかしら♪」「髪を切って欲しいです。」「眉カットも出来ますか?」

と言ってくださり、

ぞくぞくとスマイルメイクコーナーに集まって下さって、

恥ずかしがって、悩んでいる方々と、

先に、ヘアメイクを希望して下さった方々の会話がとてもとても印象的でした。

フェイシャルマッサージ、メイク、髪・眉カット・ネイルをして笑顔が凄い明るくなった方々。

皆様が、まるで現役の女学生みたいでした。

「きゃあああ♪嬉しい!」

「あらぁ。似合ってるじゃない!!!とっても美人になってる!」

「本当に?あら。照れる。あはは。(笑)あなたも、やりなさいよー。」

「恥ずかしいわよ。私メイクしてもねぇ。笑」

「なーに言ってるのよ。もともと美人さんなんだから、メイクしてみなさいよ♪」

「あはは。じゃぁ、宜しくお願いします♪」

などなど、まるで学生の同級生の会話みたいで、

とっても可愛らしく、素敵な笑顔で皆さんが女性らしい会話を沢山していました。

私達も、そーいった会話を聞いて、凄く凄く嬉しかったです。

そして、気づくと、とてもとても嬉しい事に順番待ちとなっていました。

カラフルなメイクパレットをみながら、

「どんな色が似合うのかしら?」とか、

化粧水や美容液・ファンデのテクスチャーを興味深く手で触って下さったり。

髪を切ったり、スキンケアしてメイクをしていくうちに、

一人、また一人と、どんどん笑顔が広がっていきます。

そして、部屋全体がスマイル連鎖に。

私達も、見学しながら、

また、褒めている男性の方々も、

そして、ヘアメイク中の方、既に終わった方、見ながら待っている方・・・

皆が笑顔になり、美に関するキーワードの会話が沢山飛び交いました。


綺麗になったご自分を鏡でみて、「うん」と頷かれたり、

「シミが気になっているの」とか、「眉毛がなくなってきたのはどう書いたらいいのかしら?」とか、

ご相談も沢山頂いたり。

「もう年だから」とおっしゃっていた方も、

メイクをして「まだまだこれから。どんどん綺麗にもなれますよ」

とお話すると「そうかな?がんばろうかね♪」と元気に笑ってくださいました。

「震災にあって以来化粧できなかった」

「化粧品が、欲しくても手に入らなかった」など、

本来メイクが好きなのにメイク出来ずに我慢していた方も、

10年ぶり以上にメイクをして、はにかみながら喜んでくださる方も、

それを見守っていた、避難所のスタッフの方々もみんな素敵な笑顔になっていきました。

改めて、この時に

Make up is Magic!!! Make up is Power!!!

と、深く感じました。

今回、スマイルメイクを体験なさって参加してくれた方々に、

私が工場長を務めておりますビジュファクトリーの化粧水と美容液と石鹸

そして、母とスタッフが製作した、going Touhoku制作の健康ハンドブックを

一緒に行ったメンバーと皆様に手渡しして、プレゼントしました。

皆さん大変喜んで下さって、本当に本当に嬉しかったです。

(また用意した各約200本セットの化粧水・美容液・石けんも今回参加できなかった方々へと

避難所に寄付で置いてきました。)

避難されている方々のみならず、NPOでボランティアにいらっしゃっている方も

避難所に一緒に泊まり込み、

9日もお風呂にはいれず、お化粧もしていないとおっしゃっておられました。

これから1年間こちらでボランティアされるそうです。

そんな彼女にも応援の気持ちをこめて、ヘア・眉カット、ヘアブロー、化粧をさせていただきました。


(彼女とは、その後メールのやりとりをしていて、今後、彼女所属しているNPOとこちらのNGOで連携していく予定です。)


↑原町第ニ中学校にて。ボランティア活動、役場の皆様と。

<石神第一小学校へ>


その後、先に2つ目の避難所である石神第一小学校へ向かっていたコンサート班と合流しました。

みんなで歌を唄った後、避難所の皆様に、

僭越ながらスマイルメイク活動者一人づつ自己紹介をさせて戴きました。

石神第一小学校では、歌のコーナーは楽しんで頂けたのですが、

原町第ニ中学校でのメイクの時間が長かったため、夕飯のお食事の時間があるとの事で、

あまりメイクをする事は、出来ませんでしたが、

一人一人に手渡しした化粧品・健康ハンドブックはすごく喜ばれ、

化粧品の需要がとても高まっていることを感じました。

メイクをする時間がなかったのでまた次回ということになりました。(本当にすいませんでした。)

でも、みんなで一緒に歌ったり、化粧品をお渡ししながら、ボランティア参加者メンバーと

避難所の皆様が、Face to Faceで、

一人一人とお話が出来ました。

とても 色々と皆様の会話の中から得るものが沢山ありました。

喜んで頂けているのを実感出来て 安心&良かったです。

また、皆様の笑顔とお言葉から、パワーを凄い頂きました。

握手をして下さった、おじぃちゃん。

「俺らは、負けないぞ~!!!」

と力強く仰って、握手の際の手の力が 本当に強くて、

精神的な心強さの構え方を

キラキラ笑顔と力強い握手と言葉で深く感じました。

(意思の持ち方・力強さのメンタルティーを、おじぃちゃんから学んだ気がします。)

こちらでも、化粧水・美容液・石鹸&健康ハンドブックをプレゼントしました。

「外出中の家族が帰ったら喜ぶわ」と目を細めて仰って下さった方も居て、

とても嬉しかったです。

また、男性の方々にお渡しした際に、

化粧水と美容液の使い方を熱心に聞いてこられるおじいちゃまや「ひげそりあとにいいよね」なんて、笑顔で、隣に居る奥さんに受け取りながら話かけている方。

また、恥ずかしがって、はにかみながら

「俺は、いいよ!いいよ!化粧水なんて無縁だし、もう歳だからなぁ!関係ないから、いいって。(笑)」

と、仰った方が居て、

「いや!何を仰ってるんですか!?洗顔後にスキンケアしていけば石原軍団に入れますよ!!」

と、私。

「ははは!お姉ちゃん。面白いな。じゃ、俺も石原軍団入るか!(笑)」

と、その方は、笑顔で化粧水・美容液を受け取って下さいました。

実際に、ヘアメイクをする時間がここではあまり ありませんでしたが、

その代わりに、化粧水・美容液・健康ハンドブックをお渡した際に

色々と会話したりする事が出来て、とても嬉しかったです。

一緒に遊んだ小さな女の子は、外まで見送ってくれてずっと「バイバイ、またきてね!!!」


を元気に何回も何回も言ってくれたり。

最後に、泣いてしまい、いつまでも中に入ろうとはしませんでした。

一緒に「ばいばーい♪またね♪」と、その子と言い合い合戦していた

私達。

みんな帰り際に、なんだか言葉にならない・・

そんな気持ちになりました。

「南相馬市は負けない」と壁におおきく書いた文字があったのが印象的です。

私一人では、とても微力ですが、今後も皆様と一緒に全力でアクションをしていき、

少しでも力なれたら、とても幸いです。

私だけではなく、今回一緒に活動したメンバーも

そして、お会いした事はないけども、

現地に行っっている、他のNPO・NGOの方々、

民間・個人でボランティア活動に行った方々も、

そして、現地に行けなくとも、寄付金をしたり、

支援物資活動等行っている皆様、


全力で、

 

この長期戦に一緒に立ち向かって生きたい。

全員が、同じ気持ちだと思います。

今回の、とても貴重な時間を通じて、また改めて深く感じました。

暖かく迎えてくださった避難所の皆様、関係者の皆様、

そして、

当日現地に行けなかったけど、化粧品のパフなどを支援物資で贈ってくださった皆様。

そして、そして、

まだお会いしてない都道府県が異なっている皆様も、

本当に 本当に 本当に

有難うございました!!!!

そして、そして、そして、


最高のチームワークのボランティアのスタッフのみんなに


から感謝しております。

++++++++++++<<スマイルメイク参加メンバー>>++++++++++++

<スタッフ>
・菅原麗子
・野場
<ボランティア>
・上総さん(ヘアメイク)
・三輪さん(ヘアメイク)
・山崎さん(カメラマン)
・小島さん(メイク)
・末光さん(メイク)
・緑川さん(現地ボランティア)
++++++++++++≪避難所人数≫++++++++++++
・原町第二中学校 135人
・石神第一小学校  96人

++++++++++++≪ビジュファクトリーで寄付したもの≫++++++++++++
・化粧水:計480個
・美容液:計480個
・石けん(サンプルサイズ):計400個

++++++++++++≪今回測定した放射線量≫++++++++++++
・0.072μSv/h 東京都大田区(外)7:04
・0.147μSv/h 上河内SA(外)9:14
・1.366μSv/h 二本松IC(外)0:58
・0.500μSv/h 南相馬市原町第二中(外)17:00
・0.869μSv/h 石神第一小学校(外)18:36
・11.50μSv/h 飯館村(車内)19:07
・0.792μSv/h 福島駅(車内)19:57
・0.476μSv/h 那須高原(外)21:24

最後に○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。

地震や津波災害が起こった時に、避難袋に入れて化粧品は持ち出したりはしません。

命に直接関わるものではないから。

緊急時には全く必要ないものかもしれません。

被災後後2ヶ月以上経過し、

少し生活する上で本当に必要な物資が整いだし、

徐々にですが、少しずつ 落ち着いてきて

やっと、ほんの少し気にする事の出来るようなコト・モノだったりします。

でも、肌ケアで、お肌を綺麗にメンテナンスする事・お化粧をする事

被災前の当たり前の日常のそういった権利を取り戻す事によって、

心を豊かにする事が出来ます。

少しでも、ほんのひと時でも、楽しい気持ちを取り戻せて頂ければという思いで一杯です。

だから、私や活動者、また関係者の皆様が出来る事の一つである、

メイクを通じてスマイルを広げる事を

スマイル連鎖を広げる事を、

被災者の皆様・活動者の様々の支援と共に、これからも続けて生きます。

・日本スマイルメイク協会・
・Smile Project・
菅原麗子
○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。o0O○O0o。

連携団体「Going Tohoku」のご紹介

* 「お化粧の仕方」を、仮設住宅等の皆様にお配りしております。
≪PDFダウンロード(4.06MB)≫

こちらまでメールを頂ければ、避難所もしくは町単位での発送も致しますので、担当者の連絡先、住所、希望数をお知らせください。


* Going TOUHOKUが制作した
「健康ハンドブック2011」を救護所生活の皆様にお配りしております
≪PDFダウンロード(4.14MB)≫

こちらまでメールを頂ければ、避難所もしくは町単位での発送も致しますので、担当者の連絡先、住所、希望数をお知らせください。


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